おけつぴかりのつぶやき

なんでもないただのひとりごとです。

デザイン専門学校の話 入学後編

こんにちは。

3連休もあけ、更に知らぬ間に梅雨もあけててびっくりしてます。

3連休は部屋から出ずにゲームしてたら終わりました。

いやあ有意義だったなあ(泣いている)

 

いやでも、3連休があるだけまだマシだよな…と周りの子たち(デザイン関係特に)みてたら思います。

土日や祝日が確実に休みのところって案外少ないよね。

給料は安くてもこれがあるからまだ…って思ってしまうあたりがグラフィックデザイナー業界の闇感ある。

時給換算したらバイトしてたときのほうが多いっていうことに気づいたときの悲しさったらねえよ。

 

まあそれはさておき。

先週の学校選び編に引き続き、入学後の話をしたいなと。

っていうかこれ誰に向けて?って感じなんですけど、

自分自身がこう、デザイン関係の学校へ行ってる人や

行く人があまりまわりにいなくて、

どんなところなのか、飛び込んで大丈夫なのか不安だったんですよね。

元々は大多数の中の1人になりたいタイプなので。

石橋は叩きすぎて叩き割る。

 

未だによく絵とデザインできるとこに行く!って言えたなと。

 

同じような子がいれば、なんか、ちょっとでも参考になれば。

 

まず男女比。

これは学科によって全然変わると思うけれども、

イラストレーションに関しては5:1くらいで女子多め。

グラフィックになるともうちょっと男子が増えますね。

 

年齢は高卒で入学した子が一番多いけど、

4分の1くらいは1〜4歳上だったかなという印象。

入学後半年以上してから、え!?年上だったの!?めっちゃタメ口だった!っていうこともあったり。

まあ大抵、年上といえど同じ学年のクラスメイトなので、むしろタメ口で〜っていう人が多かったです。

クラスで一番年上の人で、10歳ほど上の人はいたな。

その人の人柄にもよるけれども、年齢に関しては年上でもそこまで気はつかってなかったかな。

 

雰囲気に関しては…もう、ほんと運かな、と思います。

学校にもよるし、その年にもよるし、クラスにもよる。

女子が多いわけなので、色々もめてるクラスもあったり。

私個人的には当たりのクラスだったようで、クラスで飲み会をしたり、学祭で店を出したりと、仲はよかった。

 

あと、クリエイティブなところなので、

見た目が個性的だったりする子もいっぱいいて、

金髪だったりカラフルな髪だったりめちゃくちゃピアスあいてたりして

最初はビビってたんだけど

そこは、ほんとに見た目関係ねえな!って思うようになった。

めっちゃ普通。

もうね、全然クソオタ(褒めてる)だったりするから、

ほんと。

大丈夫です。

むしろそういう個性的な見た目の子たちは、

訝しむような目で見られることになれてしまってるというか

そういうのもふふんって軽く流せる器量がある子が多いので、

普通に話すだけでも、緊張してどもってしまっても

問題なく包み込んでくれます。(笑)

コミュ障喪女にも優しかった。

 

ああ、あとね、今TwitterやらLINEグループやらでね

入学前からもうグループができてたり、友達になったりしてる子達いっぱいいて

入学前から出遅れた??って思ってたけど

大事なのは入学後です、大丈夫です。

 

先生達との距離は、どちらかといえば近めかな。

なんならだって、年そんなにかわならい先生もいるわけで。

気の合う先生とは友達みたいな感覚になることもしばしば。

そこまで威圧的で話しかけるのもためらう、みたいな先生はいなかったかなあ。

もちろん尊敬はしてるけどね。

ちゃんと的確なアドバイスももらえてたし、

先生に関しても私個人的には良い方ばかりだったなあと思ってます。

 

私の代は、割と自由奔放な雰囲気だったようで。

でも、基本的に真面目な子が多かったように思う。

サボるときはサボるけど、

自分の作品にたいする信念とかはほんと、ちゃんとあって。

やらないといけないところではほんとに寝る間も惜しんでやる、

っていう感じの子が多いなと思った。

深夜のTwitterはそんな屍達の励まし合いの場と化してましたね。

 

私は流されやすいタイプなので、

そんな子達がまわりにいてくれたおかげで

必死について行けたなと思ってます。

 

課題に関してはほんと、

他のデザイン学校行ってる子達の比じゃないくらい多くて。

このへんは学校によってかなり変わるようです。

 

同じテーマで一つ絵を描くにしても、

人によって描く早さって全然違うじゃないですか。

早い子でも、「やばい、やばい…」って言うくらいの量でした。

まあ絵なんて量描くしかないしね。

 

で、このへんは他の所がどうかは分からないのですが、

結構がっつりグラフィックデザインの授業もあって。

このポスターラフ案、次までに最低20案もってくるように、みたいな、

デザイン特化した授業や課題もありました。

 

正直、本当に好きだと思ってないとこれ厳しいなと感じた。

中学のときはね、美術部で部長やってて。

毎日家でも絵描いてたくらい好きだったんだけど

(高校は結構忙しい合唱部だったので描くことは減りつつ、暇みつけては描いて、進路決めてからは美術部に転部して基本的なデッサンとかを教えてもらいにいっていた)

毎日毎日、締切におわれながら、テーマや技法を限定された絵やデザイン案をしていくの、なかなか好きでも辛いものがあった。

3日間でいいから課題から解放されたい…とよく友達も漏らしてましたね。

 

バイトも、やってないor週2、3日でokのところでやってる子が多かったかな。

私含め週5や週6とかでがっつりバイトしてる勢は、ほんともう睡眠削るしかなかったな。

夏休みだって課題はなかなかの量がでます。

しかし接客業のバイトは、ますます忙しくなります。

何度か寝不足で死ぬと思ったけど人間そう簡単には死にません。

でも、まだ1年半とかだったから耐えれただけかも。

 

まあ何が言いたいかと言うと、甘くはないよ、ってことです。

課題が出せなきゃ単位はその分でないしね。

自分の好きな絵だけのんびり描いていたい、っていう人にはきっと辛いんじゃないかなと。

1年の夏休み明けには、クラスから1、2人いなくなってました。

 

とかなんだかんだ脅してはみたけど、

全体的に総合して、

楽しかったなとはほんとに思うよ。

充実感があった。

 

全然色恋沙汰とかなかったけど、

なんかもう開き直ってるわけじゃなく、

ほんとにそんなことしてる暇はない、

今やることして、楽しむので精一杯って感じで。

 

あと大事になってくるのは、行動力。

学校に来て授業にでて課題をする、っていうのはあくまで最低ライン。

就職にこじつけようとおもったら、

学校へくるボランティア活動は何かしら参加した方がいいなと。

アートイベントのスタッフとか、

記念イベント企画スタッフとかやったけど、

就活のときとりあえず話すネタになって助かった。

 

あとは、友達どうしでグループ展をしてみたり、

画廊に飛び込みで作品みせに行って展覧会参加させてもらったり。

ほんとこれもまわりの友達がひっぱってくれたなと思ってます。

こういうの結構大事です。

 

けど、1年の時の私は、色々やらなきゃ、周りに遅れたらだめだ、

って思うあまり色々やりすぎて、

おいつかなくて結局全部中途半端になってしまったり

なんで出来ない?って落ち込んだり。

そんなに器用じゃないのに、いきなりつめこみすぎたらパンクしちゃいます。

ほどほどに、が大事だなと思う。

 

その辺に関しては、

2年になってからの方が余裕は出たなと。

バイトにしても、うまくシフト減らしたり

展覧会のお話しをいただいても、もったいないけど、

これ以上増やしたら中途半端になるな、っていうラインをこえたら

お断りさせていただいたり。

悪いことじゃないと思うんだよね。

なんか、倒れるくらいまで何かに一生懸命力を注ぐって、

たしかに素敵だけど

それを美徳とする風潮はよくないなあと。

健康で、心にも余裕をもってのぞみつつ、一生懸命になれるくらいがちょうどいいなとおもったり。

 

まあなんか1年のときに死ぬほど必死にやりすぎた反動で

2年からのダラけ具合はさすがによくなかったなとは思うんですけども。

でもまあ、卒制も終わらせて単位も余裕でとってたので

最低限はやったかな。

就活、うまくいかなかったけどね〜〜〜

これもうちょっと頑張るべきだったなあと後悔。

今の所が嫌なわけではないけど、

もっとがんばれたかもって思う。

 

就活も行動力よ…

もう、この世界、行動力があればほんとどうにかなるから(多分)

 

雰囲気と厳しいところはだいたいつたわったかな?

 

怖い所じゃないよ。

流れにのっとけばいいの。(笑)

 

甘くはない。

キャピキャピウェイな学生生活を送りたいなら、

とりあえず文系のそんなにハードルの高くない四大に行くほうが良い。

遊びはほどほどになるけど、

毎日充実してるな!って思えるのは

こういう専門学校とかかなあって

自分の経験と周りの友達を見てて思います。

独断と偏見。

 

そんなもんかな。

ではでは、このへんで。